小さなローズガーデン♪ 名城公園 2015.5.3
名城公園の一角にローズガーデンを作ります。
女性像の大きさは台座も入れると3m超えるほどになります。バラの大きさのバランスが取れるまで少し時間がかかりますが、育てる楽しみを味わいたいものです。「ロザリアンなひととき」のメンバーと一緒に見守っていくつもりです。
ローズガーデンの名前は何にしようかしら?
～Stone Gateのある庭～ フラワーガーデニングショー2015 2015.5.3
かっこいいコッツウォルズストーンに植栽をさせていただくことになりました。
私はパースはいつも手描きです、画像が薄くてごめんなさい。(クリックして大きくしてご覧くださいませ)
こんなふうに仕上がりました、コツツかっこいいです!! ルピナス達も大人気でした。
「春の日の旅立ち」の思いを込めてデザインしています。
これから迎える新生活に胸はずみときめいている気持を、正面にカラフルな植物を取り入れたガーデンで表現しました。
ゲートの向こう側は、新しい生活が始まります。
ワクワクしながらも気持ちを引き締め新鮮な気持ちになる時間、さんなひと時の気持ちををホワイトガーデンで表現しました。
デザインしているときも制作しているときも、とても楽しいひと時でした。
T様邸のローズエントランスガーデン 2015.1.15
バラの大好きなT様のエントランスに、冬の初めにローズガーデンをデザイン・施工させていただきました。ローズ管理アドバイスもさせていただいているのですが、素敵なバラがたくさんあるのでお伺いするたびに楽しいです。いつか、オープンガーデンにできたらいいなと考えていらっしゃいます。たくさんたくさん応援させていただきたいと思います。
ガーデン、長期計画、始まる♪-Ⅳ 2014.9.2
ガーデン施工の開始は、２０１４年の春３月です。
まずは、石積み、石組み。イギリスのコッツやロッカリ、ヨークシャーストーン、日本の御影石系庵治石。イギリスの石で20t超、日本の石で20t超。大丁場なる石切り場で石を選ぶところからのスタートです。
「石」、庭を創るにあたってこの偉大で大切な要素について、ぜひ石を大好きで見識の深い方にお願いしたいと考えました。お仕事を受けてくださったのは、コッツウォルズストーンの石積み石組みにかけて素晴らしい技術をお持ちの「神谷造園」様でした。施工当時のコツツ石20tは、施工量で国内トップを誇るそうです。どの種類の石もすべて空積みです。神谷造園のアーティザンの皆さんは、力持ちで優しいにこやかな四名(あっ、ほかに助っ人さんもたくさんいらっしゃいました~)です。そして石積みが始まったばかりのこの３月スタッフへの石積み教室もしていただきましたね。テニスコーチもフロントスタッフもみんなとても楽しかったです。うーん、私の花育の時よりずっと良いお顔をしていましたね。神谷さん、ありがとうございました。空積み石に何かが起こったらスタッフでなんとか直したいと思います、どうにもできない時は直しにいらしてくださいね。お願いします。
石積みも石組みも石張りもすべてが素敵ですばらしいです。力強さと優しさが同居してほわっと暖かい感じがする石造る芸術品です。・・導入する植栽は「育てる植物たち」のつもりです。お話していますように、スタッフに維持管理していただいて、２年目３年目により素晴らしくなるガーデンを目指しています。･･最初、植物は小さめの予定なので石の方が目立つかなぁと気になってしまいます。石組み・石積み・石張りに、スターゲートを作っていただいただけではなくて、テニスボールや鳴門の渦潮、瀬戸内海の生き生きとしたお魚もデザインしていただきました。工事が３月に始まって、・・このブログを描いている今日９月１日は、まだ施工中です。工期を2黄に分けています、完成にはもう少し時間が必要です、次の写真は完成の一部分です、全部完成してお写真をアップしますのをどうぞ楽しみになさってくださいまし。
他にも、アスコンを・・、 割ったりオーバーレイしたり、潅水設備付きのシバ緑化を載せたりです。歩道は、ヨークシャーストーンを貼ったりガンコマサの施工をしたり、いろいろです。ここは私はとてもお勉強させていただくことが多かったです。みんなすごいなーって、心底感動を覚えました。
今回の工事は、お施主様が「デザイン重視」と言って下さって進んでいます。ハンドワークがとても多い工程表通りにはまったく進まない工事でした。ゼネコンさんの監督さんもご苦労でしたが、一番のご苦労はお施主さんです。いつの場面でも丁寧にお仕事をされるテニスアリーナガーデンの社長さんの姿に胸を打たれていました。↑ 花香菜の素晴らしいお客様のおひとりです。お話をするたびに気づきやお勉強させていただくことの多い、私が誇りに思っておりますお客様です。
さて、ガーデン、長期計画、始まる♪-Ⅴは、植栽も完成してからのアップになります。どうぞ楽しみにしてお待ちくださいませ。
第16回国際バラとガーデニングショー 準優秀賞♪ 2014.9.2
2014年 第16回国際バラとガーデニングショーに出展しました。ガーデニングショーにデザインから制作までというのは初めての経験です。･･、パースを描いて、制作・出展機関の維持管理を考えると、看護・介護をしていた昨年までの私には挑戦できないことでした。コンセプトを決めてパースを描いたのは２月、ショーは５月10日から一週間でその前３日間が施工期間でした。
花香菜の作品は、『ときめき ~語らいのひと時を待つ庭~』、大切な方の帰りを待っている女性の気持ちを花や彩り・香りで表現しました。国際バラとガーデニングショーと言う大舞台で、準優秀賞がいただけるなんて今考えても夢の出来事のようです。とてもうれしい出来事でした。
パースの締め切りは２月でした。コンセプトを決めてまず模型を作りました。
パースはその模型を見ながら描き、ポエムも制作しました。
出展が決まってうれしかったです。お客様の『名古屋ライトハウス 瀬古マザー園』様、『(株)いさわ テニスアリーナガーデン住吉』様が、出展を応援してくださり、『後援』してくださいましたこともとてもうれしいことでした。
施工は、たくさんの先輩・仲間・友人・スタッフに助けていただきました、と言うよりも「みんなで制作しました」というのが正解です。開催期間中は、たくさんの一般のお客様はもちろん、私の恩師・先輩・友人・親戚の方々に作品を見ていただくことができました。一生の記念に残る素晴らしい体験をさせていただきました。
国際バラとガーデニングショーの関係者のみなさまに、心より感謝とお礼を申し上げます。
ガーデン、長期計画、始まる♪-Ⅲ 2014.9.1
大好きなことをお仕事しているって、とてもうれしいです、ありがたいですね。
ポリシーをのあるお仕事をさせていただいて、そのことを理解してくださるお客様がたがいて、そのようなお客様がたの元でお仕事をさせていただいているといことは幸福感と充実感があります。・・この夏の哀しい出来事で秋口は仕事が滞ってしまいましたがお客様方の暖かい気持ちが伝わっていました。私にはもつたいないすばらしいお客様達のおかげさまで、私は少しずつ、元気ややる気、楽しさを取り戻すことができました。冬の初めには、苦しい時を乗り越えて、少しずつお仕事に戻ることができました。
お客様がたに感謝しています。本当にありがとうございました。
さて、テニスアリーナガーデン様のパースが描きあがったのは初冬のことです。パースは最初の全体図を参考にしてご覧ください。
ガーデン、長期計画、始まる♪-Ⅱ 2014.8.31
テニスアリーナガーデン様のガーデンデザインを「描ける」気持ちになれたのは、2013年に入ってからです。施設周の新しいいくつものガーデンがお邪魔にならずに、訪れるお客様に喜んでいただけること、スタッフの皆さんがガーデンの維持管理になじみ始めていただけること、ふたつの実感を感じ始めてからのことです。現況調査を見直して、ガーデン制作の目的を見直してコンセプトを決定し、導線とゾーニングを導き出しました。
コンセプトは「明るく 品よく リズミカルに」です。私が受けたスタッフの皆さんのイメージや建物のイメージをガーデンデザインと統合できたコンセプトになったと自負しています。
パースを描き始めたのは春のことでした。広い敷地です。駐車場ほぼ50台分二か所+他 の緑化です。パースもたくさん描きます。時間がかかりそうでした。
私ごとですが、・・夏が近づいたころ、母の具合が悪化していきました。もともと父よりも一年前に病と闘い始めて、肺の手術を2回も受けています。入退院を繰り返す闘病生活は6年を超えました。･･暑い日が続いた夏の終わりに母はセレスと父の元へ旅立ちました。
私は、大好きな植物と関わり、庭の仕事を始めたこの３年足らずの間に、セレスと父と母を見送りました。・・。2013年の秋は、どうにも仕事が手につかない日々が続きました。
ガーデン、長期計画、始まる♪-Ⅰ 2014.8.31
テニスアリーナガーデン様のガーデン制作のお話しいただきましたのは、2011年の夏のことでした。
この2011年は、公私ともに本当にたくさんの哀しい出来事がことがありました。3月に東北で大きな災害がありましたがこの東北の災害は３年経過した今でもまだ大変です。ご関係のみなさまにお見舞い申し上げます。
そしてその災害の一週間後に、私事ですが、息子のように大切にしていたラブラドールのセレスが15才で虹の橋を渡りました。そしてその二週間後、３年の間病と闘った父が覚めない眠りにつきました。仲の良かったセレスと父が一緒にいるのならそれはそれで良いと思いながらも、長い時間を共に暮らしたふたりとに残された私の寂しさはどうにもすることができませんでした。
･･しかしその5月、私はチェルシーフラワーショーに出展作品の製作スタッフとして出かけることになりました。哀しいさなかではありましたが昨年の夏に決めたことでしたので出かけました。世界的なショーに参加できましたこと、素晴らしい数々の作品を製作過程から見ることができましたことはとても勉強になりましたし、ショーの後2週間、ひとりでイングリッシュガーデン巡りをしたことは癒しのみならず感動をたくさんいただいた素晴らしい時間でした。
帰国して、テニスアリーナガーデン様からお話しいただきさつそく拝見に伺いましたが、花と緑こそありませんでしたが、とても清潔感のある親しみやすさのあるテニススクールでした。
広い場所を、どこをどういうふうに緑化していこうかと、お施主様とたくさん考え何度もミーティングを持ちました。テニスで施設を利用されるお客様に喜んでいただくことや緑化が環境や地域に優しいことになるためには、どういう最終形・コンセプト・プロセスが適しているかなど、考えるべきことがたくさんありました。
花香菜の主張に、「ガーデンは、できることは自分たちで管理をして、花や緑と触れ合う時間を楽しんで、植物から癒しや喜びをもらってほしい」ということがあります。テニスアリーナガーデン様の緑化に当たっては、スタッフの皆さんが植物との触れ合いを楽しんでほしい、そしてその喜びをそのお客様方と分かち合ってほしいということがありました。
そこで、３年計画で、「花育」という名目の花と緑の関わりを始めることになりました。
まずスタッフのみなさんに花と緑を植えて管理をしていただきます。もちろん植え方・育て方・管理の仕方のお話もします。一応「花育」です、土や根の話、そしてイングリッシュガーデンや日本庭園のお話もさせていただきました。講師が私ですので「力不足」のところもあったかもしれませんが、スタッフの皆さんがたくさんの知識や技術を習得してくださったことはとてもうれしい限りです。三年目の今、この花と緑の触れ合いは、イベントの中で施設を利用されるお客様へも広がりを見せています。
さてガーデン制作のお話です。
今まで花や緑のなかった上記写真のところ、敷地内の通路だったりしたところがガーデンに変わります。いきなりの変化で問題の生じることを避けるために、まず施設の周りに「仮ガーデン」を設置するところから始めることにいたしました。テニスで施設を利用されるお客様のお邪魔にならないか否かを検討しながら、そしてスタッフの皆さんが、植物を植えて管理するということを経験しながらの少しずつ進めました。最初はパースを描いたのですが、「仮ガーデン」ですのでいきなり制作するようになり、花や緑はだんだん増えてどんどん大きくなって行きました。
新設養護施設のお庭をデザインさせていただきました♪ 2014.8.30
2012年春、建設中の養護施設のお庭のデザインをさせていただいております。こちらはお話をいただきました時にすでに建築とも着工しておりましたので、ガーデン施工はお任せいたしました。
大きなバルコニーがありましたので、そこをコミュニティーの場所として、みなさんが楽しく集えるようにとの想いをこめてデザインいたしました。
お寺のお庭をデザインしました♪ 2014.8.30
2011年の秋のことです。尼さんのお寺のお庭リニューアルデザインをさせていただきました。
現況を見せて頂きましたら、温かな雰囲気のあるかわいいお庭とお寺でした。ご詠歌の会などが持たれるそうです。お参りされる方がお休みされるために座ることのできる場所を設置して、またご詠歌の会やお花の会などの時に、お庭で集える場所を作りたいと思いデザインをしました。導線が考え始めて全体を考えて、植栽を決めてパースを描きプレゼンさせていただきました。
寺社仏閣は、専門の建築やさんや造園屋さんがいらつしゃるので、施工はそちらにお任せしています。
